ケーブル外被故障ロケーターセット
MURRAYブリッジ/ステップ電圧とクランプ電流によるケーブル外被故障の検出
ケーブル外被故障ロケーターセットは、10kV~500kVの単心および三心高電圧・超高電圧ケーブルの外被における接地故障や過剰な漏れ電流などの隠れた危険を迅速かつ正確に特定します。このシステムは、高密度ポリエチレンおよびポリ塩化ビニルケーブルシースに対して、5kV~10kV、1分間のDC耐電圧試験も実行できます。
主な用途
- 10kV~500kVの単心および三心高電圧ケーブルシステムのメンテナンスに不可欠
- 超高電圧ケーブルエンジニアリング会社にとって重要なツール
- 送電および変電エンジニアリング業務にとって貴重な資産
XHHG521Aモデルの特徴
MURRAYブリッジの原理に基づいて設計されたXHHG521Aは、低絶縁抵抗値の欠陥を含む、さまざまな電線およびケーブルの故障箇所を特定します。このシステムの特徴は次のとおりです。
- 電気電圧レギュレーターとR型トランスを備えた高電圧定電流源
- ボタン制御の電圧調整(無負荷電圧7500V、短絡電流100mA)
- 高感度アンプとバランス表示用検流計
- ポータブル保護ボックスに統合された高電圧源とブリッジ
- ワンタッチ操作による自動故障距離計算
- 4端子抵抗測定によりリード抵抗誤差を排除
技術仕様
パラメータ |
値 |
無負荷電圧 |
≥7500V |
短絡電流 |
≥100mA(バランス調整には5~40mAを推奨) |
位置決め精度 |
±(0.2%*L±1)m |
重量 |
25kg |
電源 |
AC 220V (±10%)、50Hz±1Hz; 8.4V内蔵バッテリー |