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密度 | 8.1 g/cm³ |
合金タイプ | 超低膨張係数の鉄ニッケル合金 |
引張強度 | 490-680 MPa |
降伏強度 | ≥ 240 MPa |
硬度(焼鈍) | 130~180 HB |
硬度(冷間圧延) | 170~200 HB |
融点 | 1390~1450 °C |
4J36は、超低膨張係数を持つ特殊な低膨張鉄ニッケル合金で、精密機器部品に最適です。その優れた特性を維持するためには、炭素とマンガンの成分管理が重要です。
元素 | 含有量(%) |
---|---|
ニッケル(Ni) | 35~37.0 |
鉄(Fe) | 残部 |
マンガン(Mn) | 0.2~0.6 |
炭素(C) | ≤0.05 |
ケイ素(Si) | ≤0.3 |
リン(P) | ≤0.02 |
硫黄(S) | ≤0.02 |
乾燥空気中では耐腐食性がありますが、4J36は湿度の高い環境では保護コーティングが必要です。TIG、MIG、プラズマ溶接など、さまざまな方法で優れた溶接性を提供し、溶接前後の熱処理は不要です。
4J36合金の低熱膨張、高強度、優れた加工特性のユニークな組み合わせは、航空宇宙、エレクトロニクス、精密機器用途に不可欠です。その性能は、高度な製造部門におけるイノベーションを推進し続けています。