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説明
M24M01-R は、128 Kb × 8 ビットで構成された I2C 互換の電気的に消去可能なプログラマブル メモリ (EEPROM) デバイスです。I2C バスは 2 線シリアル インターフェイスであり、双方向データ ラインとクロック ラインで構成されます。デバイスには、I2C バス定義に従って、4 ビットのデバイス タイプ識別コード (1010) が組み込まれています。M24M01-R は、I2C プロトコルのスレーブとして動作し、すべてのメモリ操作がシリアル クロックによって同期されます。読み取りおよび書き込み操作はバス マスターによって生成され、スタート コンディションによって開始され、その後にデバイス選択コード、アドレス バイト、およびデータ バイトが続きます。データ転送は、書き込みの場合は Ack、読み取りの場合は NoAck の後、Stop 条件によって終了します。メモリにデータを書き込むとき、デバイスはバス マスターの 8 ビット送信に続く 9 番目のビット時間中にアクノリッジ ビットを挿入します。データがバス マスターによって読み取られると、バス マスターは同じ方法でデータ バイトの受信を確認します。環境要件を満たすために、ST は M24M01-R を ECOPACK® パッケージで提供しています。ECOPACK® パッケージは鉛フリーで RoHS に準拠しています。エコパックはSTの商標です。ECOPACK の仕様は、www.st.com で入手できます。
図4.
I2C の最大 Rbus 値とバス寄生容量 (Cbus) の関係
最大周波数 fC = 400 kHz のバス
デバイスの操作
このデバイスは I2C プロトコルをサポートしています。これを図 6 にまとめます。バス上にデータを送信するデバイスはトランスミッターとして定義され、データを読み取るデバイスはレシーバーとして定義されます。データ転送を制御するデバイスはバス マスター、もう一方はスレーブ デバイスと呼ばれます。データ転送はバス マスターによってのみ開始でき、バス マスターは同期用のシリアル クロックも提供します。M24M01-R デバイスは、すべての通信において常にスレーブになります。