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多結晶ダイヤモンドコンパックス,ダイヤモンド焼結体,PCD
ダイヤモンド焼結体とは,PCDとも言いますが,ダイヤモンドの小さな粒を金属やセラミックスの粉と一緒に高温・高圧で焼き固めたものです.Polycrystalline diamondから頭文字をとった記号ですが,文字通り多結晶ダイヤモンドであることを示します.中に入っているダイヤモンドが多結晶化しており,強度が極めて優れ,硬いため,切削工具の先端部分に取り付けて「刃」として使われます.
しかし,ダイヤモンド焼結体は,ダイヤモンドだけでなく,これらを固めるためのバインダーとなる金属粉等と一緒に焼結するため,このバインダーの種類や配合,比率などによって性質が変わります.ダイヤモンドの比率が高いものほど,より強度があり,硬いものになりますが,製造上の条件も厳しくなり,より高い圧力と温度で焼き固めないと,ダイヤモンド同士がくっついて多結晶化しません.PCDと呼ばれるものは,通常このダイヤモンド比率の高いものを指します.
鄭州多磨超硬材料有限公司は高品質のダイヤモンドミクロンパウダーを用い,厳格な生産工程に従い,お客様にコストパフォーマンスが優れたPCD切削工具素材を提供しております.0.5μmから30μmのダイヤモンド砥粒及び多様なバインダーを採用するため,様々なワーク材質及び複雑な加工条件に適することができます.非鉄金属,石材,木材,金属基複合材料,ガラス,エンジニアリングセラミックス,CFRP等の材料加工分野に適用し,切削工具,リーマー,ボーリング工具,ドリル等の超硬切削工具の作製に適します.弊社のPCD素材により製作されるPCD切削工具の作業寿命は従来の焼結カーバイト切削工具の約50倍から250倍に達することが可能です.
ダイヤモンド焼結体切削工具の利点
耐摩耗 | 耐衝撃 | 靱性に優れ | 熱安定性に優れ |
摩擦係数が低い | 熱膨張係数が低い | 精度に優れ | 粗さに優れ |
レザーカットとEDM加工可能 | 能率が高い | 環境に優しい | 耐久性に優れ |
ダイヤモンド工具で加工される材料
●切削工具 | ●硬脆材料 | ●耐磨金属 |
・超硬合金 | ・ガラス | ・溶射金属 |
・サーメット | ・水晶 | ・ステライト |
・セラミックス | ・セラミック磁器 | ・フェロチック |
・(アルミナ等) | ||
●電子部品 | ●石材,窯業製品など | ●プラスチック |
・セラミックス | ・石材 | ・F.R.P. |
・シリコン | ・耐火物 | |
・ゲルマニュウム | ・タイル | ●グラファイト |
●一般砥石類 | ・アスファルト | ●磁性材料 |
●宝石 | ・コンクリート | ・フェライト |
適用分野
宇宙航空,自動車,油圧,電子工学,木材,石材等の分野.
ノーマル仕様表
PCDのグレード | 粒度 | Φ 45のmm | Φ 55のmm | φ62mm | ダイヤモンド層厚み | 総厚 |
DM850 | 0.5-1μm | √ | √ | √ | 0.4~0.6 mm | 1.6/2.0/3.2 mm |
DM002 | 2 μm | √ | √ | 0.4~0.6 mm | 1.6/2.0/3.2 mm | |
DM005 | 5 μm | √ | √ | 0.4~0.6 mm | 1.6/2.0/3.2 mm | |
DM010 | 10 μm | √ | √ | √ | 0.4~0.6 mm | 1.6/2.0/3.2 mm |
DM025 | 25 μm | √ | √ | 0.4~0.6 mm | 1.6/2.0/3.2 mm | |
DM302 | 2-30 μm | √ | √ | √ | 0.4~0.6 mm | 1.6/2.0/3.2 mm |