AJ35PJ-8T3 冗長電源モジュール 三菱ユニバーサルモデル
製品説明
この三菱AJ35PJ-8T3は、MELSECシリーズPLCシステム用に設計されたトランジスタ出力モジュールで、特に制御盤外の光データリンクシステム用のリモートI/Oユニットとして機能します。このコンパクトなモジュールは、DC 12/24Vに対応した8点のトランジスタ出力を提供し、信頼性の高いスイッチング操作を必要とする産業オートメーションアプリケーション向けに設計されています。シンクタイプ配線をサポートし、安全な接続のための26点端子台を備えています。CC-Linkネットワークの一部として、PLCをセンサー、ドライブ、その他のフィールドデバイスに接続することで分散制御を可能にし、配線の複雑さを軽減し、システムの保守性を向上させます。
主な特徴
- 高速応答:2 msの高速応答時間を提供し、高速スイッチング操作を必要とするアプリケーションに適しています。
- コンパクト設計: CC-Linkネットワーク上で1ステーションのみを占有し、制御盤のスペースを節約しながら、フルシステムと統合すると最大256点のI/Oポイントをサポートします。
- 柔軟な出力構成:8つのトランジスタ出力ポイントと共通端子を備え、DC 12/24Vをサポートし、ポイントあたり2A、共通ポイントあたり1.6Aの最大電流に対応します。
- 堅牢な接続性:26点端子台を使用して安全な配線を行い、シンクタイプ(ネガティブロジック)配線をサポートし、さまざまな産業用デバイスとの互換性を確保します。
- CC-Link統合: CC-Linkネットワーク内でリモートI/Oユニットとして機能し、PLC、HMI、インバーターやバーコードリーダーなどのインテリジェントデバイスとのシームレスなデータ交換を可能にします。
- 耐久性: 厳しい産業環境向けに設計されており、電気的ノイズや振動から保護し、製造またはプロセスオートメーション設定での安定した動作を保証します。
材料と主な用途
材料: このモジュールは、一般的な産業環境に耐えるように設計された堅牢な産業グレードのケーシングに収容されています。標準的な産業温度範囲内で確実に動作し、電磁干渉に対する耐性を提供します。
主な用途:
- 工場オートメーション: PLC信号を介してアクチュエータ、ソレノイド、インジケータを制御するために、自動生産ラインで使用されます。
- プロセス制御: ヒーター、バルブ、小型モーターなどの負荷の正確なON/OFF制御を必要とするシステムに統合されます。
- マテリアルハンドリング: 高速応答と信頼性の高いスイッチングが不可欠なコンベアシステム、包装機械、ロボットセルに適しています。
- エネルギー管理: 効率的な負荷管理のために、ビルオートメーションまたはHVAC制御に採用されています。
主なパラメータ
| パラメータ |
仕様 |
| 出力点数 |
8点 |
| 出力タイプ |
トランジスタ(シンクタイプ) |
| 定格負荷電圧 |
DC 12/24V |
| 最大負荷電流 |
ポイントあたり2A、共通ポイントあたり1.6A |
| 応答時間 |
2 ms |
| 端子接続 |
26点端子台 |
| 占有ステーション(CC-Link) |
1ステーション |
| I/Oポイント容量 |
最大256点(システム最大) |
| ネットワーク互換性 |
CC-Link(リモートI/Oユニット) |
| 設置 |
制御盤外(光データリンク用) |