ZF-BPシリーズ IGBT高電圧可変周波数ドライブ
当社が開発したIGBT高電圧ドライブは、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)をコアパワーデバイスとして使用する高電圧可変周波数速度制御装置です。電力、冶金、石油化学、鉱業、都市給水などの分野で広く使用されています。当社は、高電圧高出力モーター向けの効率的で信頼性の高い可変周波数速度制御ソリューションを提供することに尽力しています。
動作原理
- 整流プロセス:入力三相高電圧交流電力を整流回路を介して直流電力に変換します。
- インバータ段:IGBTの高周波スイッチング特性を利用して、直流電力を可変周波数および電圧の三相交流電力に反転させ、高電圧モーターを駆動します。
- 制御リンク:DSPやFPGAなどのデジタルコントローラーを介してIGBTを精密に制御し、モーターの速度調整要件を満たすように出力周波数と電圧を調整します。
特徴
- 効率的で省エネ:IGBTは低い導通損失とスイッチング損失を持ち、インバータ効率は96%を超え、エネルギー消費を大幅に削減します。
- 高い信頼性:IGBTモジュールは並列または直列に設計されており、高い冗長性と低い故障率を備えています。過電圧、不足電圧、過電流、過負荷、過熱などの保護機能を備えています。
- 広い電圧範囲:入力電圧(3kV~10kVなど)への高い適応性、広い出力周波数範囲(0~500Hz)。
- モジュール設計:パワーユニット、制御ユニット、ドライブユニットはモジュール化されており、メンテナンスと拡張が容易です。
- 高出力密度:小型、軽量で、設置スペースを節約します。
技術的優位性
- 高周波スイッチング技術:IGBTのスイッチング周波数は20kHzを超え、高い出力波形品質と低い高調波含有量を実現します。
- ソフトスイッチング技術:ゼロ電圧スイッチング(ZVS)またはゼロ電流スイッチング(ZCS)技術を使用して、スイッチング損失を削減します。
- マルチレベル技術:複数のインバータユニットを直列に接続することにより、出力電圧レベルが向上し、dv/dtが削減され、電磁干渉が最小限に抑えられます。
- デジタル制御:ベクトル制御や直接トルク制御などの高度な制御アルゴリズムを使用して、高精度な速度調整を実現します。