0.1°方位精度を持つ高周波データ出力慣性航法システム
INS100E統合航法システムは、高性能MEMSジャイロスコープと加速度計技術を内蔵しています。高度なマルチセンサーフュージョンと統合航法ソリューションアルゴリズムを通じて内部GNSSデータを処理し、GNSS信号が失われた場合でも短期間の慣性航法能力を維持します。
高い信頼性と優れた環境適応性を実現するように設計されており、カスタマイズ可能なソフトウェア構成を通じて、産業用無人車両、船舶、移動体通信、マッピング、安定化プラットフォームなど、さまざまなアプリケーションをサポートします。
主な機能
- 内部衛星航法データを使用した統合航法
- ピッチ、ロール、方位、位置、速度、時刻データを出力
- GNSS信号が失われた場合でも慣性航法出力を維持
- 短期間の精度維持機能
性能仕様
| パラメータ |
仕様(RMS) |
備考 |
| 方位精度 |
0.1° |
GNSS有効 |
| 方位保持 |
0.2°/分 |
GNSS障害 |
| 姿勢精度 |
0.1° |
GNSS有効(L1/L2、RTK) |
| 姿勢保持 |
0.2°/分 |
GNSS障害 |
| 測位精度(水平) |
1.5m; 1cm+1ppm |
単一点L1/L2; 差分 |
| 測位精度(標高) |
2.5m; 2cm+1ppm |
単一点L1/L2; 差分 |
| 位置保持 |
20m |
GNSS障害(60秒) |
| 水平速度精度 |
0.1m/s |
GNSS有効(L1/L2、RTK) |
| ジャイロスコープ範囲 |
±500°/s |
|
| ジャイロスコープゼロバイアス安定性 |
4°/h |
アラン分散 |
| 加速度計範囲 |
±16g |
200gまでカスタマイズ可能 |
| 加速度計ゼロバイアス安定性 |
0.2mg |
アラン分散 |
| 衛星コールドスタート |
30秒未満 |
開放環境 |
| 衛星ホットスタート |
5秒 |
開放環境 |
技術仕様
| カテゴリ |
仕様 |
| 受信機タイプ |
BDS B1I/B2I/B3I、GPS L1C/A/L2P(Y)/L2C/L5、GLONASS G1/G2、Galileo E1/E5a/E5b、QZSS L1/L2/L5 |
| 通信インターフェース |
2*RS232、1*RS422 |
| 電圧入力 |
9-36VDC |
| 消費電力 |
≤3W |
| 寸法 |
80mm * 53mm * 23mm |
| 重量 |
≤150g |
| 動作温度 |
-40℃~+60℃ |
| 保管温度 |
-45℃~+65℃ |
| 耐振動性 |
20-2000Hz、6.06g |
| 耐衝撃性 |
30g、11ms |
| 保護等級 |
IP65 |
| MTBF |
30,000時間 |
| 耐用年数 |
>15年 |
注:GNSSの有効性には、デュアルアンテナの2mベースラインまたはシングルアンテナの動的アライメントが必要です。